古き時代のイヤリング
物の歴史を知るとその物に愛着が湧きます♡
もう随分と前の今年のはじめ…
たまに立ち寄るお店でベークライトのイヤリングを見つけました
キャンディみたいにお皿にいくつも入ってるのがとても綺麗でいて愛らしくて…♡
お店の方によるとフランスで買い付けてきたそうで
おそらく1950〜1960年くらいのものではないか…ということでした
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ベークライトは1907年にアメリカのベークランドが開発した樹脂で プラスチックとは違う持ち味
プラスチックよりも重たく熱に強いため工業製品に利用され
1929年の世界恐慌後にはアクセサリーとして色々作られるようになり
シャネルがベークライトのアクセサリーを使用してブームにも
1942年に第二次世界大戦が始まってからは製造は減少し
戦後 本物の宝石が手にはいるようになると需要が減り
1950年代にルーサイトがでまわって
ベークライトの生産は減り
1960年には製造停止
ベークライトの流行は終わりを告げる…
1980年代にベークライトのジュエリーの再評価で本物の高価な宝石よりベークライトのコレクターが増える
日本でも1990年代半ば頃からコレクターが増えたとか…
ベークライトには私も強い憧れがあるけど…
以前
アクセサリーミュージアムでみたコレクションには圧巻でした ♡
また見に行きたいなぁー
ベークライトの魅力は
その独特の質感 ♡
長年の月日を経たベークライトは空気にふれて独特の色に変わり
現代のプラスチックにはない色の深みとその重厚さ♡♡♡
そんな魅力的なベークライト
お店で見つけて…
イヤリングは痛くてつけられなくなるのでピアスにしてるんだけど
このイヤリングは痛くないのでつけられるなぁ…と
気軽につけられるシンプルなものばかり
素材として使おうと思って眠ってましたが…
10月に6周年を迎えられたRubiaさんの6周年記念として
ベークライトのイヤリングを数点ですがお店にお届けしています
是非店頭でお手にとって見てくださいませ♡
by bonbon_macaron | 2017-11-03 11:32 | アクセサリー